かちっと営業開始

須佐神社 ブログ
須佐神社

6月になりました!
今までお世話になった会社にお別れし、いよいよ自分の会社をスタートします。
会社に守ってもらえていた身から、自分の身は自分で守るしかない環境となります。

非常に心細いことですが、出雲は神々の国。
会社に神棚をおまつりして、神様に守っていただこうと思います。

まず最初に赴いたのは氏神様である野白神社。
島根県神社庁のホームページで氏神様検索ができました!
ハイテクですね。

野白神社入口

御祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)で、天照大神(あまてらすおおみかみ)から中津国を治めるための神勅を受けた孫の邇邇藝命(ににぎのみこと)を道案内したという故事(天孫降臨)から、導きの神とされているそうです。
これから開業する、五里霧中の身としてはとてもありがたいです。

たまたま開業の無事を祈願するため、三重県の伊勢神宮と猿田彦神社へ参拝させていただいたところだったのでご縁を感じます。

氏神様に開業することをご挨拶してご祈祷いただき、猿田彦命のご神札をいただきました。
神主さまのお話では、この神社は以前パワースポットとして参拝客が絶えなかったそうです。
今ではパワースポットは玉造温泉の玉作湯神社に取られてしまったようですが、パワースポットと伺うとありがたみがあります。

続いて崇敬神社のご神札をいただきますが、友人の勧めで須佐之男命(すさのおのみこと)が御祭神の須佐神社へ参拝させていただくことにしました。
須佐神社は現在もパワースポットとして有名です。

須佐之男命は天照大神の弟神で、若かりし頃はあまりの傍若無人な行動で天照大神が岩戸に隠れられてしまい、太陽が昇らない状況になってしまったという逸話がある荒ぶる神様です。
数日太陽が昇らないだけで人類滅亡状態になるので大変なことです。

神々が知恵を絞って無事天照大神は岩戸から出てこられて、平和が取り戻されたというお話です。
実際は岩戸の前でどんちゃん騒ぎをして、え?なに??と思って天照大神が岩戸を開けたところを引っ張り出したという力技でしたが、人の笑い声には最高神も引き寄せられてしまったのでしょう。
この逸話に習って、私も笑いを絶やさないようにしたいと思います。

中学校の時に吹奏楽部に所属していましたが、その時にこの天の岩戸の物語をモチーフにした曲を演奏したのも思い出深いです。

須佐神社入口
須佐之男命のお社

後年、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した須佐之男命が住まわれたのがこの神社だそうです。
須佐之男命の子孫には、出雲大社の御祭神である大国主命(おおくにぬしのみこと)があります。
天照大神などの天津神が大国主命などの国津神を治める・支配するというお話が天孫降臨~国譲りですが、日本の神話も壮大で興味深いですね。

須佐神社は非常に立派で歴史を感じる神社でした。
古代の出雲大社は高層建築だったそうですが、このお社のつくりも素晴らしいです。
木造建築が数百年も風雨に耐え続けているのことに昔の人達の英知を感じます。

須佐神社では、須佐之男命のご神札と天照大神のご神札をいただきました。

神棚には神宮大麻、氏神神社、崇敬神社のお神札をおまつりするそうです。
神宮大麻は天照大神で、伊勢神宮でお祓いされたご神札が全国の神社に配られるのだそうです。
氏神神社は地元の神様、崇敬神社は自由です。

今回、会社に神棚をおまつりするにあたっていろいろと調べましたが、今まであまりに雑なことをしていたので、神様に失礼をし続けていたと反省しています。
また改めてブログで紹介したいと思います。

さて、ご神札もいただいてきたので神棚におまつりします。

事務所におまつりするためにちょうど良い神棚がなかったので、手作りさせていただくことにしました。

神棚を自作

ひさしぶりに日曜大工をしました。
工作は大好きなのでとても楽しかったです。

CADはやったことがないのでイラストレーターで図面を作成しましたが、物差しを家に忘れたので直接木を当てて寸法を測りました。

南向きにおまつり

直接採寸したのが良かったのかぴったり収まりました!
過去の日曜大工の中でも非常に良い出来になりました。
できる限り建物に傷をつけない作りにしています。

神棚は社長室におまつりすることにしました。
一人なのでさぼってても誰もしからないという自由過ぎる状況なので、神様に見ていただいているという緊張感をもって仕事に励みたいと思います。

神棚の向きは、東か南が良いということです。
神棚が最上の場所にあるという意味で、天井に”雲”の文字か、空をイメージした飾りをつけると良いそうですが、どのようにするか検討中です。

ご神札を納め、お供え物を配置

ご神札は写真のような一社造りの場合、神宮大麻、氏神神社、崇敬神社の順に重ねるのだそうです。
お供えは水、米、塩、お酒、榊(さかき)です。
鏡は魔除けになるそうです。

お水は毎日取り換えさせていただき、その他のお供え物は1日と15日に換えさせていただくのが良いそうです。
※毎日替えられた方がより良いかと思います。
榊は常に生き生きとした状態に保ち、枯れる前に取り換えさせていただきます。

準備もできたところで、神棚へ今後お世話になることをおいのりさせていただきました。



毎朝おまいりする際に、お水やお供えを換えさせていただくことで気持ちをきれいにし、一日の行動を神様においのりすることで気持ちを引き締めることができるので、習慣として非常に良いものと思います。

また神様を敬うことで、自分が一番ではなく、自分の上には神様をはじめたくさんの人たちがいるのだという謙虚さを保つことにも繋がるかもしれません。
実るほど頭が下がる稲穂かな、という言葉がありますが、そのような人間になりたいものです。

さあ、これからがんばるぞ!!
よろしくお願いいたします。

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